話題のVTuverプロジェクト「IZUMO」Ailisの声にCoeFontのAI音声を導入!
ビジネスの課題
「IZUMO」は、AIとWeb3技術を基盤にしたVTuberプロジェクトで、その土台にあるのは世界をリードする日本のアニメ文化です。”誰もが自分らしい姿で生きていける世の中を作ること”をミッションに、シンボルキャラクターである「Ailis(アイリス)」のアバターアセットを営利・非営利を問わず無料で公開し、クリエイターの可能性を最大限に引き出すためのアプローチを実施しています。
IZUMOでは、クリエイターの活動を支援する目的ですでにシンボルキャラクターのAilisのアバターアセットを無料公開していますが、クリエイターの活動の幅を狭める障壁となっているのは何かと考えた時に出てきたのが、「言葉の壁」でした。
Ailisの声を多言語展開することで、VTuberやその他のクリエイターが、母国語に縛られず活躍できること、つまり、世界的にリーチする機会を増やすことがIZUMOのミッションとしてありました。
なぜAI音声・CoeFontを選んだか
競合他社ではなく当社を選んで頂けた要因としては、当社チームの情熱、創意工夫、忍耐力があったからではないかと伺っています。私たちはクライアントのニーズを理解し、クライアントとその顧客の両方にとって最適なソリューションの開発に全力を尽くしています。
課題としてあった、①多言語化の技術的なハードルと②キャラクターとAI音声の調和を、CoeFontの技術力があれば実現できるのではないか、と期待していただいたことが最初の入り口でした。
導入のプロセス・課題
①技術的なハードル
AnotherBall社よりAilisに合わせたデジタル音声作成のご相談をいただいた際の要件として、「母国語の日本語に加え、英語と中国語を話せるようにして、世界中のユーザーが彼女と一緒にコンテンツ作成をできるようにしたい」というものがありました。
作成した音声はクリエイターの動画内で、TTS(Text-To-Speech:テキストをリアルな音声に変換する音声サービス機能)として使用されます。
AI音声サービスの技術的な課題は複数ありましたが、中でもハードルが高いのは、AI音声のクオリティを保ちつつ、日本語・英語・中国語と全く異なる言語で違和感なく話せるようにすることでした。
AilisのAI音声を3つの言語すべてでスムーズに話すことができる必要がありました。
②キャラクターのイメージとAI音声の調和
またこうした技術的な課題だけでなく、いかにしてAilisのイメージと個性にピッタリ合うAI音声を作り出すことができるか、というキャラクターとの親和性も重要なポイントでした。
1つの言語だけでなく、彼女の声がさまざまな言語で流れる必要があることを考慮すると、どの言語で聞いても「Ailisだ」となる理想の声を作成することは非常に難しく、細かな調整作業の連続でした。
結果・成果
結果、イメージにピッタリのAilisの声をCoeFontで、作り出すことに成功いたしました。
CoeFontとIZUMOコミュニティがAilisを使って何を生み出すのか私たちも楽しみであり、今後も、AI音声でVTuber やクリエイターをサポートしていきます。
私たちとのコラボレーションを検討していらっしゃる企業様はぜひ、弊社HPよりお問い合わせください。
会社名
AnotherBall株式会社「IZUMO」
概要
AnotherBallは、過去に家族向けの情報サイト「ママリ」や多国籍VTuber事務所「PRISM PROJECT」などを立ち上げた起業家CEO大湯俊介とCTO島田達朗の2名が率いる2022年5月創業のベンチャー企業。※ママリ、PRISMPROJECTはそれぞれKDDIとSONYグループに売却済み。今回新たなVTuberプロジェクトとして「IZUMO」をスタートさせました。
公式HP
https://izumo.com/
CoeFontの活用をご検討の方はお気軽にお問い合わせください